ともだち

この間久々に友だちに会った。

大学時代に同じ団体で

共に頑張ってきた

親友という言葉以上の存在。

っていうとなんだか恥ずかしいな。

 

3人共気心しれた仲で

女二人に男一人ではあるけれど

そういった概念ももう三人の中にはなくて

ただただ居心地のいい空間を共有できる関係だと思う。

 

大学を卒業して全員社会人になり

その内の一人が関西を離れてからは

中々三人で会うことが出来ずにいて

そしてまたもう一人が東京へと旅立つ事となった。

 

今回集まったのは

そいつの送別会的な意味も含めてのものだった。

前回三人で集まったのが去年の11月。

集まるたびに1つ歳を重ねていっていたけれど

三人共バラバラになってしまって

次またいつ会えるかはわからないし

もしかしたら歳を二つ三つ重ねてしまっているかもしれない。

 

そう考えるとあと生きているうちに何度自由に会うことができるだろう。

結婚して子どもができたらそれこそ自由がきかないだろうし

場所も今のままバラバラだと余計に会えなくなる。

普段はそんなこと1つも考えてなさそうな体でいるけれど

意外とそういうところを考えて切なくなっていたりする。笑

 

ただ昨日の集まりは久々に幸せを噛みしめる事ができた。

心の充足感を得られるなんて本当に久しぶりだった。

この3ヶ月ほとんど引きこもっていたけれど

それでもやっぱり自分が自分のままでいられたことが

本当に嬉しかった。

それに、解散後は本当に寂しかった。

 

次はいつ会えるのだろうか。

自分の現状をあの二人が知ったらどう感じるだろうか。

おそらくただ見失ってしまっているだけで

しっかり動きだせさえすればいともたやすく

状況を打破してしまえるんだろうな。

 

まずは自分を取り戻したい。

生きてまたあいつらに会って

同じ時間を過ごしたい。

 

僕はまだまだ死ねないし

死にたくない。