這うとhow to

例えば友人が困っていたとして

僕ならばその人を助けたいと思う。

でももしその人が

差し伸べた手すらつかめないほどに

救いがたい状況だった場合に

一体どんな方法で助ければいいんだろう。

 

僕にも心配してくれる友人がいて

何かと気には掛けてくれてはいるんだけれど

その助けたいという気持ちに

応える事が出来ない。

せっかくの厚意を裏切ってしまっているような気がして

さらに事態は悪化するという悪循環。

 

一体どうやって救われたらいいんだろう。

薬を飲んで一時的に落ち着きを取り戻したところで

結局はマイナス思考が頭のなかを支配する。

 

生きていく事に希望を見いだせず

すり減っていく残高に対し諦観しきれずに

絶望しそうになる日常。

 

なにより一番良くないのは

自分の現状を知っている人が

ごくごく少数の人しかいないということ。

他人の視点から普段の自分を考えたら

そんな窮地に陥っているなんてのは

露とも思いはしないだろう。

 

もし現状を公にしたとして

助けてくれる人はいるのだろうか。

そして僕はその差し伸べられる手を

つかむ事は出来るのだろうか。

 

 一時は身を潜めていた

自分の死のイメージが最近また繰り返されるようになった。

自分という意識がなくなるのだから

抱えている問題をすべてなくす事ができる方法。

実際はその問題を遺された人たちに丸投げするだけなのだけれど。

 

受動的な考えや態度を是としてこなかったけれど

今の自分の正直な気持ちを言えば

救われたい

そして希望を取り戻して

アタリマエのことを当たり前にこなして

そこからさらによりよい自分を作っていきたい。

希望を持ちながら。